カテゴリ:中国・・・四川省( 11 )

四川ひとり旅

<何度でも訪れたい四川>

四川の旅ももうそろそろ終わりです。
最後の日、葉書きを出しながらちょっと行きたい所があったのでまた出かけました。
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郵便ポストは中国は緑なのです。日本の赤と比べて涼しげな感じです。
向かいは郵便局です。日曜日でしたが朝早くから開いていました。

さて大通りにでました。交差点には公安とは別に交通整理の人がいます。

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オレンジのユニフォームの背中には「文明交通補助」の文字が見えます。とても一所懸命で、ちょっとでも信号を無視して歩き出したりする人がいれば「ピピピーッ」と笛が鳴り、旗が振られます。
交通規則を徹底させているんですね。公安の人より頑張っていました。

一歩裏道に入ると、道端ではおなじみの風景、マージャンです。
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もう少し歩くとお目当ての寛巷子(kuan xiangzi )と窄巷子(zhai xiangzi)があるはずです。明代の終わりから清代の初期の四合院式平屋の建物が見られるとのことで楽しみです。
多くの建物が壊され新しい住宅に建て替えられましたが、この二本の通りだけは残されたらしいのですが・・・。
あーあ、残念、工事中でした。琴台路のように昔の町並みを作る計画のようです。
とても大きな家です。どんな人が住んでいたのでしょうか。レストランや土産屋になるのでしょうか。
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おしゃれな透かし彫りの門構えです。素敵な家だったんだろうな。
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「あ、すみません、写真撮らせてください。」
「いいよ、こんな感じでいいかな・・」 ポーズを決めてくれました。
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瓦礫を運ぶ人、新しいレンガを運ぶ人、壁を塗る人等、長さ400mの通り全部でさまざまな仕事が一気に行われています。
出来上がったころ、もう一度来たいな・・・。

というところでもう時間切れです。ホテルに戻ってすぐにチェックアウトです。

9日間の四川の旅、これで終わりです。

自然は美しいし、四川料理は美味しいし、それに人も穏やかで文化を大切にする四川。
調和がとれていてなんて居心地のいい場所なのでしょ。すっかり気に入りました。
何度でも訪れたい町です。

地震ですっかり何もかもなくしてしまわれた四川の方々、心穏やかに暮らせるときが速く訪れますように、心から願っています。

☆<中国語文・・・>
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by nihao_keikoo | 2008-06-26 00:10 | 中国・・・四川省

四川ひとり旅

<金沙神秘金面王国 >

この日もよく晴れ、青空が綺麗でさわやかな日になりました。
普段成都ではあまり太陽が出ない日が多く、大体は曇り空だと聞いていましたが、滞在中はいつも快晴。
暑くて暑くて・・・。雨傘を日傘代わりにさしていました。

成都の少し郊外にある「金沙遺跡」に行ってみました。

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あまりにも広い敷地で驚きました。なんと敷地面積は30万平米。東京ドームの10倍近くあるでしょう。
パンフレットには国内一流の広さと書かれています。「一流の・・・」ってどういう意味でしょ。

緑の芝生で環境は抜群です。
さて入館料80元を払って中に入ります。

まずは大きな遺跡館にはいりました。残念ながら写真撮影は禁止です。
西安の兵馬俑のように遺跡丸ごと体育館のような建物ですっぽり覆われています。が、出土した物が見えません。掘った後の穴ばっかりです。
ちょっとだけ、掘り出された大昔の大木が横たわっているのが見えましたが、特にどうってことはありません。

次は陳列館です。妙に採光を落としていて天井から布が垂れ下がっていたりして演出がすごい。その間をとおって部屋の突き当りまで行くと天井からスポットライトを浴びた小さな出土品がうやうやしく置かれてあります。ちょっとやりすぎじゃないのかな・・・。
無駄な装飾が多すぎます。まるでテーマパークのようです。
これは貰った小冊子の写真で、こんな感じになっています。
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ここでは写真撮影が許されていましたので、気に入ったものを撮ってきました。

青銅立人像 とても小さなもので高さ19.6cm。冠をかぶっています。
頭が大きくて、面白いバランスです。
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次は鳥。くちばしや目がとてもかわいらしい。
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狼でしょうか??からだの模様が面白い。
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これが目玉の金面具です。
三星堆の顔とよく似ています。面の幅は20cm、たては11cm、厚さは0.04cm。重さは46gだそうです。
これは人がつけたものではなく、何かの物体につけたらしい。宗教の儀式に使われたのでしょうか・・・。
こんなにもきれいにそのままの形で掘り出されるのもすごいことです。
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さて、全体を見て感じたことは敷地の大きさの割には出土品が少ない。80元は高いっ!! 損をした気分。
この80元があったらあの唐の時代のものだという一対の人形を買えたかもしれないと思うと、よけい悔しいなぁ・・・。

記事の順序が逆になっていまして、この「金沙博物館」に行った後、前回の骨董街、青羊宮に行ったわけです。でも、考えてみればこの博物館の帰りに、ぶらぶらと歩いていて、偶然たどり着いた骨董街ですから、博物館に行かなければあの人形とも出会うことはなかった。ま、どっちにしろ縁がなかったということなのです。

http://www.jinshasitemuseum.com/
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by nihao_keikoo | 2008-06-24 23:24 | 中国・・・四川省

四川省ひとり旅

<骨董市から青羊宮(qingyanggong)へ>

青羊宮に向かう途中、ぷらぷら歩いていると偶然骨董市を見つけました。
うっわー、露店はずーっと続いています。
古書の店、古銭の店、宝石の店、仏像の店などいろいろあります。
でも私の興味はやっぱり陶器です。
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素敵な絵が描いてあります。結構古そうです。
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ある露店で素敵な一対の男女の焼き物の人形を見つけました。
嘘か本とか知りませんが店主は唐代のものだと言います。
つやのない表面、顔のつくりからすると確かに古そうです。値段は200元とのこと。
ああ、欲しいな・・・。でもあいにく手持ちがありません。
値切ったら多分100元ぐらいにはなったと思いますが、何しろ手持ちが30元ぐらいしかなかったので、だめもとで30元で売ってくれと言ってみました。が、案の定「お話にならないよ」と笑われてしまいました。やっぱり本当に唐の時代のものなのかも知れません。

土曜日の午後でしたので両替もできません。仕方ない・・・。

とぼとぼと歩いていたら、また別の人形を見つけました。染付けの人形です。
骨董ではなさそうですが、可愛くて気に入りました。値段を聞くと50元だといいましたが結局値切って10元で買いました。

これがそうです。
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満足して、これをリュックにいれ、目的地の道教のお寺「青羊宮」に向かいました。
青羊宮は清代に再建されたものらしい。装飾が綺麗な八卦亭だけは見てきました。
瑠璃瓦がすばらしく綺麗で、中には伝説の仙人の像が安置されています。
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青羊宮といえば見ものは清の時代に作られた一対の黄銅製の羊。12種類の動物の化身で奇妙な羊。これを見ないでは帰れないと思っていたのにちょっと一服のつもりで寄った宮の中の茶館がいけなかった。とうとう見ずに帰るはめになりました。
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はじめはこの将棋のようすをボーっと見ながらお茶を飲んで休んでいました。値切って買った人形をもう一度見てみようと机の上に出して眺めていたら、あっという間に大勢の人が集まってきてしまいました。いくらで買ったのとか、これはなかなかいい品物だよとか、いい買い物をしたねとか・・・。
地元の人と話ができて、それはそれで楽しかったけど、気が付いたらこんな感じで椅子が片付けられ、閉門の時間になってしまいました。
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さて、58番のバスに乗って帰りましょう。
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by nihao_keikoo | 2008-06-21 01:32 | 中国・・・四川省

四川ひとり旅

<蜀風雅韵(shu feng ya yun) で変面をみた>

「蜀風雅韵」は成都の中心地からタクシーで10分ぐらいのところにある「川劇」の劇場の名前です。成都にはこうした劇場が数件ありますが、多分ここが一番演目が多く、規模が大きい劇場だと思います。

これは劇場ではありません。ここは古い町並みを再現した「琴台路」という通りにある商店です。こんな建物がずーっと続いています。
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しばらく歩くと・・・ここです、ありました。朱色の提灯が中国っぽいです。
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これが劇場の入り口です。
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私の席は一番前の「甲」席でとてもいい席です。
奮発しました。220元です。
この劇場は全席お茶が付いています。

さて、古典の演奏から始まって川劇のオペラ、棒の操り人形劇、チャルメラの演奏、ちょっと滑稽な劇、と演目が続きます。

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京劇と比べると、女性が活発で勇ましく、庶民的な雰囲気です。
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人形遣いの男性も綺麗にお化粧して、人形がジャンプのときは人もジャンプ。
同じ動きをしてました。
二本の棒で上手に操り、赤いハンカチを指先でまわしたり花を摘んだり、指先が良く動いているのが見えました。
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さて、最後はいよいよ「変面」です。
日本でも2~3回見たことがありますが、いずれも舞台には演者は一人だけでした。
が、やはり本場は違います。男性3人女性2人、合わせて5人の演者が所狭しと動き回り「変面」をたっぷり見せてくれます。
ぶれた写真ですが、雰囲気だけはわかりますね。
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もう写真どころではありません。どうやってお面を変えるのか瞬間を見届けようと、目を皿のようにしていましたがまったくわかりません。
今度は舞台から降りてきます。客席で演じるの??かなり自信があるわけですね。
運よく私の横に立ちました。が、横からのぞいて見てもまったくわかりません。
相当速い。
何度見てもとうとう変わる瞬間を見ることができませんでした。
さすがです。国家第一級の技でした。

大満足でホテルに戻りました。
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by nihao_keikoo | 2008-06-21 00:23 | 中国・・・四川省

四川省ひとり旅

<三国聖地武候祠と杜甫草堂>

成都市内にあるこの博物館。
ホテルからタクシーで10分あまりで到着です。
中国で三国遺跡の博物館では一番大きいとされている武候祠は1780年の歴史があるとされ、丞相諸葛亮が他の武将とともに祀られています。

門を入ると左側に案内板があります。
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この看板に書いてある漢昭烈廟、武候祠、三義廟、結義楼が主な古代建築物で、唐や宋の時代はすでに観光地になっていたといいますから驚きです。7~8世紀ごろの唐の時代にも観光の習慣ってあったのでしょうか。

現在の建物は清の時代に再建されたものだそうです。

まず唐碑があり、しばらく行くと壁に「出師表」が表れます。
諸葛亮が劉備の子供である劉禅に贈った文書で、先帝劉備に対する恩義と、皇帝である劉禅への忠誠をあらわしたものだそうです。

清の時代に彫られた蜀漢英雄50人の塑像が祀ってあります。
これは諸葛亮孔明。
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武候祠の柱には「三顧」や「天下計」などという文字が見えました。
劉備、関羽、張飛が仲間に入れたくて説得に三度訪ねたという話の「三顧の礼」。劉備に披露したという「天下三分の計」の事なのだとわかりました。

ここには私たちのイメージどおりの劉備、関羽、張飛の塑像が並んでいました。
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そういえば陳列室で懐かしい人形を見ました。
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昔NHKでやっていた人形劇の人形です。確か辻村ジュサブローさんが作ったものでしたね。
こんなところで見られとは。

さて、裏のほうを回るとひっそりと劉備の墓がありました。
約2000年も前から、諸葛亮孔明や武将をはじめ多くの人が訪れた場所なんですね。しばらくの間ボーっともの思いにふけってしまいました。

そろそろ次の杜甫草堂に参りましょう。

連絡車に乗り、15分ぐらいで杜甫草堂に到着です。

木がたくさん茂りしっとりしていて気持ちのいいところです。
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ここは杜甫が4年間住み、240編以上の詩を作ったという庵を建てたところです。
創建当時の建物はすぐになくなり、北宋の時代庵があった場所に祠堂が建てられたとのこと。

杜甫のブロンズの像があります。とてもスリムで神経質そう。
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住まいを再現したものでしょう、茅葺の家が建てられています。
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見どころは「大雅堂」と「草堂博物館」ぐらいのもので、あとはほとんどがお土産やになっていてちょっとがっかりでした。

長いこと歩いてお腹もすきました。ガイドブックによると確かこの北門から出ると「陳麻婆豆腐」があるはずです。
町の人に聞きながらやっと見つけました。店の従業員は窓際の席に座り、おしゃべりをしたり、編み物をしたりでやる気なさそうです。でも作ってくれるというので注文しました。もちろん「麻婆豆腐」です。あと空心菜も注文しました。

辛くてしびれる・・・。これが噂の本場の「麻婆豆腐」か。
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辛いのは大丈夫でしたが「麻」はだめでした。上のトッピングの部分が多分「麻」なのでしょう。取り除きながら食べました。

やっと四川料理にありつけ、満足した午後でした。さて次はどこに行こうか・・・。
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by nihao_keikoo | 2008-06-01 12:10 | 中国・・・四川省

四川省

<九寨溝から牟尼溝へ>

ツアー3日目です。
九寨溝をあとに牟尼溝(ムーニーゴウ)へと向かいました。

私は不満でした。もともとこのツアーは「九寨溝と黄龍(ホアンロン)3泊四日の旅」でした。
黄龍もとても楽しみで棚田のように美しい池が見られると期待して申し込みをしたのです。
ところが出発の直前に、黄龍は雪のために入ることはできないので、代わりの場所に行くことを知らされました。なんてついてないのかとがっかりしたのですが、実はこの旅行社の変更はとても良心的だったことが後でわかったのでした。
というのは、帰りの成田行きの飛行機で一緒になった方の話ですが、某日本の旅行会社のツアーに参加して予定通り黄龍へも行ったけど、結局水が一滴もないところをひたすら登っただけだったと。疲れただけだったと・・・。

さて、不満を持ちながら見た牟尼溝も、実はなかなか綺麗で滝の音がさわやかな景勝地でした。
ガイドブックを見ると、標高2800mから4000mの間にある洞窟、海子(ハイズ)が美しいところと書いてありました。歩いたら一日かかるという場所。残念ながらこの滝だけで終わりました。
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さて、この牟尼溝をあとにこの日の宿泊地「茂県」に向かいます。
断崖絶壁に敷設された道を下ります。高度2000mぐらいの所はほとんどが岩山で道路まで斜めに突き出した岩。今にも落ちて来そうだし、屋根がさわりそうだし・・・。すれ違うときは道路ぎりぎりで谷底に落ちやしないかとハラハラしどおしでした。

深い谷を挟んで、隣の山の山肌に見える一本のくねくねとした白い線。なんとそれは道路とのこと。とても綺麗でした。

ところどころガードレールが壊れているところがありました。トラックなどが突き破って谷底まで落ちたりしたのでしょうか。
途中タンクローリーが横たわっていましたが、どうにか横を通り抜けることができました。
次はオート三輪です。カーブのところでひっくり返って、今度は道をふさいでいました。ひっくり返った直後らしく、運転手が中から這い出してきました。
私たちのバスの運転手、それからほかのバスから降りてきた数人で「イーアルサン」の掛け声でオート三輪を起こしました。、怪我をした運転手は、フロントガラスが割れてすっかりなくなった車に乗り込み何食わぬ顔でエンジンをかけたかと思うと、トコトコとそこから走り去ってしまいました。ああ、たくましい。。。
一件落着です。さあ、我々も先を急ぎましょう。

大きな湖のあるところで休憩です。
観光用の牦牛(モウニュウ)、ヤクのことです。5元で乗りました。
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ヤクはこのあたりの大事な産業の一つになっています。ヤクの肉、ヤクの皮製品、ヤクの立派な角など、それぞれに大きな加工工場があり、この工場見学と買い物がツアーに組み込まれています。これも大事な観光の収入源です。

休憩所ではどこでもこの木の実が売られています。山の胡桃や棗、種などです。
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この右側の女性たちは私と一緒のツアーに参加した新彊ウイグルの人たちです。
彼女たちは値切るのが上手でした。
私も味見をしながら気に入った木の実を買いました。香ばしくてとてもおいしい。山で採ってきた自然のものを売って生計を立てているのです。山の生活は素朴でいいなと思いました。

好きな木の実です。胡桃と山胡桃とあと瓢箪のようなものはなんて名前なのでしょうか。
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胡桃は一般的な胡桃の味です。山胡桃はちょっと香ばしく何か香辛料を入れて煎ってあるのかもしれません。この瓢箪のような実は干し柿か干しアンズみたいでした。繊維質で種が大きくてあまり食べるところがなかったのですが結構はまりました。

この日宿泊のホテルです。
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「阳光大酒店」 陽光ホテルといったところでしょう。中級のホテルだそうですが、エレベータは修理中で使えないし、バスタブがあるにもかかわらず、お湯は出ないし、隣の部屋の声は聞こえるしで快適ではありませんでした。
茂県です。もしかしてこれも潰れてなくなってしまっているのでしょうか・・・。
痛ましいことです。

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5/23 木の実の写真を追加しました。
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by nihao_keikoo | 2008-05-19 22:18 | 中国・・・四川省

四川省ひとり旅

<九寨溝へ>

4月13日晴れ
あさ7時出発。九寨溝バスツアー3泊四日の旅です。
成都の北約450kmに位置する景勝地で、正式には「九寨溝国家級風景名勝区」というのだそうです。
飛行機だと1時間半で行けるのですが、途中の村の暮らしを見たいのと、一気に高地に行くと高山病になるのでそれは避けたいという理由からバスのツアーに参加を決めました。

バスは成都から今回の地震で壊滅状態の都江堰、震源地のブンセン県、そして茂県をひたすら走ります。
バスの車窓から撮った集落です。たぶんブンセン県から少し上ったところだと思います。

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地震のニュースでご存知でしょうが、この辺はアバチベット族チャン族自治州です。この自治州でもチベットの暴動があったばかりでしたから今回の旅行に影響はないかととても心配でしたが、まったくそんな気配はなくきわめて平和でした。

日中は暑かったのに高度が2000~3000mのところまで上ると雪が降ってきました。
バスがスリップしやしないかとハラハラしながら乗っていたら緊張のせいか、頭痛がしてきました。九寨溝に到着したのは6時。お天気が悪いこともあり、もう外は真っ暗です。
ホテルに到着したころには寒けとひどい頭痛、そして気持ち悪くてたまりません。どうやら高山病にかかったらしい。10時間もかけて上ってきたのに高山病ですか・・・。
ホテルがまた最悪で、雪が降っているというのにエアコンはきかないし、停電はするしで大変でした。
仕方なしにベッドにもぐりこんで寝ることにしました。

滞在したホテルです。
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ぐっすりと眠れました。朝起きると頭痛も治ってとても快調、ご飯もおいしい。さあ、九寨溝に出発です。

ここが九寨溝のゲートです。朝はちょっと曇り空でした。

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門票は200元、車票は90元。車票があるとゲートを入ったらもうバスは乗り放題になります。
総面積720k㎡、標高は入り口は2000mですが、一番奥の長海という場所は3100mだそうです。入り口から長海までの距離は31.6km。バスに乗らないでは行けません。

空もすっかり晴れ上がり、ブルーの湖面と雪をいただいた山が綺麗でした。
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バスを乗り継いでいろいろな海子(湖)を見て回ります。
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有名な「五彩池」ですが、水はいつもの1/3程度でした。4月は渇水期ですから仕方ありません。水が増えだすのは6月から、そして紅葉の見られる10月が最も美しいと言われています。
観光客の数もものすごいのだそうです。
たぶんバスもすごい混雑、そして板の敷かれた山の歩道も大渋滞になるんだと思います。
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珍珠灘瀑布も綺麗でした。
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こんな石灰質の水の中に魚が泳いでいました。
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途中のお土産やさんです。にぎわっていました。
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ずいぶん歩きました。時計を見ると5時。もう閉門の時間です。
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もう一度振り返ったら朝入ったゲートが遠くに見えました。新緑がとてもきれい、満たされた気分でした。

九寨溝HP
http://www.jiuzhai.com/

バスの路線図を掲載をします。
私の行ったコースは一番上の
成都→都江堰→ 汶川→ 茂县→ 松潘→ 九寨沟 です。
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(この路線図をクリックすると拡大します)
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by nihao_keikoo | 2008-05-18 22:57 | 中国・・・四川省

四川省ひとり旅

<パンダ基地と三星堆 その2>

現地で見たいという夢が実現しました。

1998年、世田谷美術館で見た「中国5000年の謎・驚異の仮面王国」とタイトルされた三星堆。大きな青銅の仮面、それも飛び出した目。今までに見たことのない青銅器です。
そのとき、いつかは四川の三星堆を訪れてみたいなと思ったのです。

成都から北へ約40キロ離れた広漢市の近郊にある南興鎮三星堆一帯はとてものどかな田園地帯。燕道成という農夫がレンガにする土を掘っていたときに、玉器やこの奇妙な仮面が出てきたと言われています。

年代はというと放射性年代測定によるとおよそ4800年前から2850年前までとされ、約2000年続いたことになります。
三星堆遺跡からは装身具や玉器などたくさん出土していますが、すべてを圧倒して目を引くのは青銅の立人像や面具です。4800年前にこんなものを作った技術があったとは驚きます。

1.立人像。高さ262cm。
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人頭像や仮面は多く出土しているけれども全身をかたどった大型像は一体のみだそうです。

2.大きく目の飛び出した仮面 
ちょっと光ってしまいましたが顔の様子はわかります。
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よく見ると、飛び出しているのは瞳です。目はアーモンド形でちゃんとあります。
耳まで切れ上がった大きな口、まるで笑みを浮かべているようです。
そして立派な鼻、ひらひらした耳。
鋳型で作ったらしい。4800年前にどうやって・・・。

3.金面人頭像 高さ48.5cm
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稜線のあるアーモンド型の目、太い眉、角ばったあご。硬い表情をしています。
金の仮面をかぶっているように見えます。

4.ひざまずく人物像 高さ14.6cm
これは小さいです。
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王の身の回り品の多く出土したところから出たらしい。
険しい顔をしてます。
ヘアスタイルが独特です。この写真じゃあまりよくわかりませんが、後頭部から巻き上がって不思議な髪型になっています。

日本では写真は禁止されてましたがここはまったく問題なくバシバシとらせてくれました。

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広々とした敷地でカートもありましたが、お天気もよく芝生がきれいだったので、のんびりと歩いてこの空間を楽しみました。

三星堆博物館HP
http://www.sxd.cn/page/default.asp
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by nihao_keikoo | 2008-05-17 22:42 | 中国・・・四川省

四川省ひとり旅

<四川省の大地震>

5月12日発生した大地震には本当に驚いています。
震源地のブンセン県はちょうど一ヶ月前に九寨溝へ行った時のバスのルートで、お昼時に通りましたからそこで食事もしています。土砂崩れになっているところ、道路が寸断されたところは、バスで通ったところに違いありません。

今は全部が瓦礫の下になってしまっているかと思うと心が痛みます。

救助が遅いという非難の声がありますが、私は実際にあの場所を通っていますから、震源地のブンセン県に入るのがどんなに困難なことか理解ができます。ヘリコプターでさえも気象状況が悪くなかなか着陸できなかったとのこと。
切り立った山に敷設された道路ですから、普段でもがけ崩れがあって、本当に怖いと感じながら通った場所です。あの地震ではいたるところがけ崩れでめちゃめちゃだと思います。
日本からの救助隊もすでに作業をしています。もっと早ければ助かる命も・・・というのは当然思いますが、あの状況下では精一杯だったのではないかと思います。
とにかく一人でも多くの人が助かることを願っています。
そして被災者への救援物資とう、温家宝さんに期待します。

私はこの四川旅行は当初3月に行く予定をしていましたが、仕事の都合で1ヶ月延ばしました。年度初めで忙しい時期、5月にしようかとも考えていましたから、本当にゾッとしました。
思い切って4月に決行したのでこの地震には幸いにも遭遇しなかったわけです。
ラッキーといえばラッキーですが自分が観光してきたところ、お世話になったところが壊滅してしまったわけです。これはとてもショックです。
ガイドさんの説明を聞きながら興味津々で車窓から見た田舎の家々、風景は目に焼きついています。こんなことになるなんて・・・人ごととは思えません。

これ以上被害が拡大しませんようにと祈るばかりです。
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by nihao_keikoo | 2008-05-17 20:20 | 中国・・・四川省

四川省ひとり旅

<パンダ基地と三星堆>

4月13日 快晴。
二日目はパンダ基地と三星堆の観光です。
現地のツアーに参加しました。入園料込みで400元。
ちょっと高いかなと思いましたが、タクシーで行けばタクシー代だけで450元。
ツアーのほうがお得です。

8時、ツアーのワゴン車が迎えに来てくれました。
あれっ、お客は誰も乗っていません。6人のツアーのはず・・・。
聞けば、ほかのお客は飛行機の遅れのせいでキャンセルになったとの事。
中国語しか話さない添乗員さんと二人か・・・、微妙だな。

さて出発です。まずは成都から車で約1時間半のパンダ基地へ向かいます。
交通渋滞もなく予定通り到着です。

竹の生い茂った小道。朝早いせいか誰も歩いていません。
パンダはどこかな。
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看板が出てきました。矢印のほうに行ってみよ。
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いました、赤ちゃんパンダです。
滑り台で遊んでいます。パンダも人間も同じです。楽しそう。。
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パンダの親子。
「もうその辺で降りてこいや」 お父さんは気が気じゃない様子。
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「よし今日はここまで、木登り上手になったな。」 面倒見のいいお父さん。
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このパンダは木の上で気持ちよさそうに居眠りです。お尻に木が生えました。(笑)
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仲良く並んでお食事です。
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この季節ならではの旬のご馳走です。
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係員は運ばれたパンダの食料の竹をこうしてきれいに洗っています。
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この基地のパンダの数は現在60頭。そして毎年5~6頭生まれるとの事です。
一頭あたりの飼育にかかるお金は5万元との事。日本円にすると75万円です。
う~~む。
里親制度もあるのです。詳しい情報は以下のHPで

成都大熊猫繁育研究基地
http://www.panda.org.cn/japan/index.asp

とにかく愛くるしいパンダ達でした。

さて次のコース、三星堆博物館へ参りましょう。
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by nihao_keikoo | 2008-05-10 23:58 | 中国・・・四川省